富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

2023.09.26
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.31

『レシート探訪』藤沢あかり 技術評論社 2023年7月発刊

 日々、スーパー等で買い物をすると店員から渡されるレシート。何を買ったかはその人にしかわからない。何のためにその買い物をしたのか、その買い物をした時のことなどを回想したものを著者の知り合いの方にインタビューして1冊になったのがこの本の内容である。

 この本は、レシートからのぞいた「食卓」、レシートから伝わる「家族」、レシートから気付いた「好き」レシートで考えた「仕事」、レシートからみえた「未来」とい5つの項目があり、それぞれの項目に5人の方々にレシートについての想いを語っている。

 著者がこの本を書くために取材したのが、新型コロナ禍の緊急事態宣言が解けた時期とのことである。ある方のレシートは10枚近く飲食店のレシートがある。緊急事態宣言が出てテイクアウトをしていたことによるものである。自由に動けない時期の日々の記録としてもレシートを見直すことによってあの日の記憶がよみがえってその方は話をされる。そう考えるとレシートは貴重なものと思えてくる。(本の画像はありません)

2023.09.25
進路
社会福祉学科

祝 ★ 内定! ~社会福祉学科 内定者インタビュー~

★★内定おめでとうございます!!★★

社会福祉学科の学生が【社会福祉法人宣長康久会 特別養護老人ホームささづ苑】様より内定を頂戴いたしました。

高校生の頃に「ささづ苑」様で職場体験をさせていただいてから、絶対にここで介護職員として働きたい!という未来を夢見て努力し続けた彼女。ふくたんでは介護の知識はもちろん、サークル活動やボランティア活動にも積極的に参加し、本学園の行動規範でもある「Compassion」:常に思いやりをもって行動する人間力を身に付けました。

そんな努力家で笑顔が素敵な彼女に、インタビューをしてみました。

2023.09.21
サークル活動

〈サークル活動〉スクリーン

「スクリーン」サークルの活動報告です!

サークルメンバーのリクエストや顧問が持ってきた"おすすめの映画"を鑑賞して、見終わったら感想を語り合ったりしています。

活動時間 :学業に配慮しながらみんなの都合に合わせて決めています。
活動場所 :その都度、学校の空いている教室を使っています。映画館に行くこともあります。
活動内容 :「大画面でよい作品を見る」をモットーにしているサークルです。


夏休み特別企画第二弾にてマニアックな映画館に出かけました。
富山市中心部にある「ほとり座」です。→
https://hotori.jp/

今回は看卒で保健師として活躍中の先輩も参加しました。

2023.09.13
授業紹介
社会福祉学科

授業紹介 社会福祉学科

学科・学年:社会福祉学科2年 

科目名:精神ソーシャルワーク実習指導

テーマ:リカバリーストーリーから学ぶ

担当:松尾 祐子准教授

 

社会福祉学科に新しくスタートした、精神保健福祉士コースの授業の様子を紹介します。

今回は富山県ピア・フレンズ派遣事業として、2人の当事者の方と、コーディネーターの精神保健福祉士の方、ピア・フレンズを目指している方、支援者の方にお越し頂きました。

2023.09.08
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護231

リレーメッセージin看護

          看護学科教授 村井嘉寛

今年も新型コロナの感染が収まっていないが、新型コロナ感染症が第5類に分類されたため、患者数を気にする生活からは脱却できた。そうは言っても、いまだにコロナ陽性で授業を欠席する学生も出ており、コロナウイルスとの共存生活を強いられている。夏の暑さを経たこともありマスクの着用がだんだん少なくなってきてはいるが、講義中のマスクは継続している。

さて、短大の授業の90分間を集中して聞くのもなかなか大変な作業である。聞く側の集中力も減少してくるので、適度な先生の脱線話は集中力の維持には必要な要素かなと考えている。私の経験から、脱線し過ぎの先生もいなかったわけではないが、適度な脱線話はその先生の人となりも感じられ意味深い話を聞く機会でもあり、私は脱線話が好きだ。私自身もたまに脱線話をするが、毎年話しているような内容から、1つの学年だけに話したようなこともあるので、今回はいままでにした脱線話のいくつかを記載してみることにする。

自分自身はスポーツが大好きなこともあり、最近は大谷選手のことを話すことがある。大谷選手のようにメジャーリーグで大活躍するような一流の選手は、才能だけではなく人の見ていないところでの努力が積み重ねられて今の活躍がある。才能が普通の人がほとんどの世の中において、たとえば学校で単位を取る、看護師国家試験に合格することは、努力で十分カバー出来る範囲のことなので努力を惜しまないことが必要であると話している。人より秀でようとすれば努力するしか方法はない。毎日の積み重ねが必要で、ローマは一日でならず。「たゆまぬ努力の大切さ」

私の研究室に来て勉強法を尋ねる学生が毎年と言っていいほどいるが、勉強法は自分で見つけるものであると考えている。試験が明日ある時の勉強法と、かなり時間がある場合ではおのずと勉強法にも違いが出てくる。もし勉強法がわからないのであれば、まずは教科書を繰り返し読んで理解することが大事だと答えている。「勉強する過程で自分にあった勉強法を見つける。見つからなければ教科書を繰り返し読む。」

学生は勉強して最低進級し卒業することが求められる。アルバイトや遊びも大いに結構であるが、進級し卒業して看護学生であれば国家試験に合格することが必須である。しかし、それは学生時の目標であり、そのことが達成され社会に出ればまた新たな目標を作り、その達成のために努力することが必要となる。どれほどの目標を持ち達成していったかがその人の価値となる。「目標を持ちその達成に向けて努力する」

社会で活躍できる卒業生を送り出すことが富山福祉短期大学での私の大きな目標の一つでした。

他にも授業中に脱線話は色々しましたが、これまでに講義した学生の心に少しでも残ってくれていると良いのですが。