この4月から看護学科特任教授として着任しました。よろしくお願いいたします。
今回のリレーメッセージでは自己紹介を兼ねて、研究室の様子をお知らせいたします。
まるで新任教員のような挨拶をいたしましたが、3月31日までは学長をしていました。
平成19年(2007年)に看護学科設置のために富山福祉短期大学に赴任して15年目になります。学科長でもなく、学長でもない教員としての働き方は久々です。5号館に研究室をいただき、教育と研究の業務を中心とした日々を送ることになりました。
大学の教員の仕事には3つの領域があるといわれています。それは、教育と研究そして教育・研究の経験を活かした社会貢献です。今の新たな立場で私に何ができるかを考えてみました。
私の研究領域は地域・在宅看護です。この領域は人々が暮らす場である地域や家庭で暮らし続けるための看護を追及していく領域です。そのために私たちに何ができるのか、今、何が大切なのかを考え、実践していくための根拠を見出し、社会に働きかけていくことが使命であると考えています。つまり、今の私にできることは自分の研究をもう少ししっかりと進めていくこと(研究)、そして、研究の視点を持った実践者を育成すること(教育)であると改めて感じています。
研究室のドアを開けていると時々、学生がのぞいてくれます。
お時間がある方は時には研究室を訪ねてください。こんな風景や物たちに出会えます。
看護学科 特任教授 炭谷靖子