Department of Nursing advanced
働きながら学び
看護に真剣に向き合う
看護師資格を取得してからの実践教育
※看護師養成3年制課程を修了していることが必要
医療の世界では、病院や施設に入居せず、自宅で介護を受けて療養する人の増加や、療養病床を削減し、介護施設や在宅介護へ転換するなど、「治療から介護へ」の流れが目立ちます。その時代のニーズに答える看護師には、高い判断力、確実な技術をもった実践力がもとめられています。専門職として、学士教育は今後も必要とされてきます。
3年間で国家資格をとり、その後実践をつみ、実務経験を理論的に検証しながら、高い判断力を身につけられる教育が本学の特色です。体験からだけではなく、国家資格をもち看護経験を重ねながら、より実践に即した学習が行えるふくたんで、確かな能力を培いましょう。
四年制大学と同等の学位
専攻科で学び、必要単位を取得することで、
四年制大学と同等の学位を取得することができます。
※学士の取得は、別途、大学改革支援・学位授与機構の審査が必要です。
働いたキャリアは単位に
看護師資格を取得し専攻科へ進むことにより、看護師として働きながら学べます。
臨床で働きながら座学も学ぶことで、
より高度なスキルと日々の課題に向き合う力が身につきます。
そして、働いたキャリアが単位になります。
キャリアアップの近道
学士を取得することで大学院や大学専攻科への進学等、幅広い進路選択が可能です。助産師、保健師コース専門看護師、認定看護師への近道です。
看護師として正確な専門知識と安全な技術を身につけ、本人と家族を含めた看護の対象やその対象を支える保健・医療・福祉従事者および地域の人々への理解を深め、信頼関係を形成し、安心感を与えることのできる態度と幅広い教養を身につけ、常に自己を向上させる意欲を備えた看護実践者の育成を図ることを目的とする。
入学者受け入れ方針
●看護基礎教育を受け、看護学に関する基礎的な知識と技術を有する人。
●看護師としてさらなるスキルアップを目指す人。
●看護課題に応えるための探求心があり、研究力の獲得に意欲を持って臨める人。
●高度な看護実践専門職業人として、看護学並びに看護実践の発展に貢献する意欲がある人。
●自らを律し、他人や地域・社会の役に立とうとする意識を有する人。
●関連職者と協働して課題解決にあたることができ、主体的に自分の役割を果たすことができる人。
学位授与方針
●看護職としてより豊かな教養に裏付けられた正確な専門知識と安全な技術を有している。
●高度化、複雑化した医療に対応できる基礎的能力を有している。
●高齢社会の中での地域医療、在宅医療を支える全人的なケアができる基礎的能力を有している。
医療の世界では、病院や施設に入居せず、自宅で介護を受けて療養する人の増加や、療養病床を削減し、介護施設や在宅介護へ転換するなど、「治療から介護へ」の流れが目立ちます。その時代のニーズに応える看護師には、高い判断力、確実な技術をもった実践力が求められています。専門職として、学士教育は今後も必要とされてきます。
3年間で国家資格をとり、その後実践を積み、実務経験を理論的に検証しながら、高い判断力を身につけられる教育が本学の特色です。
体験からだけではなく、国家資格をもち看護経験を重ねながら、より実践に即した学習が行えるふくたんで、確かな能力を培いましょう。
看護教育の大学化が加速している中で、
短大教育の特色を活かしたより実践力の高い学士看護師を育成します。
提携先の病院や訪問看護ステーションで働きながら学びます。看護師資格を取得しているので、学科の実習よりも踏み込んだ医療を提供できます。
一般的に就職後2~3年で行う「研究発表」。「臨地実践研究」でテーマを見つけ、取り組みながら、基本的な研究方法を身につけます。
卒業論文を発表、大学改革支援・学位授与機構に申請し審査を受けることで「学士」の学位を取得できます。
短期大学 看護学科、看護系専門学校での3年間の学びののち、看護師国家試験に合格
さらなる学びのステップとして
看護師国家資格を取得し病院に就職後の研修の場として
実践力を身に着ける期間に
看護師国家資格を所持。
看護職から離れていたが学び直し・再就職を目指して
学び直し・キャリアアップ
柔軟な受け入れ態勢
多様な実習
• 日本赤十字社 富山赤十字病院
• 金沢医科大学 氷見市民病院 など
• 看護師として医療機関、福祉施設、訪問看護ステーション 等
就職実績
• 日本赤十字社 富山赤十字病院
• 富山県立中央病院
• 金沢医科大学 氷見市民病院
• 京都大学医学部附属病院
• 杏林大学医学部附属病院
• 富山福祉短期大学
• 訪問看護ステーション など
• 大学の専攻科(保健師・助産師等の養成課程)
• 大学院
• 専門職能コース
進学実績
• 佐久大学助産学専攻科
2024年度 富山福祉短期大学 専攻科修了
(2023年度 富山福祉短期大学 看護学科卒業)
看護師を目指すきっかけになったのは、中1の時に見た助産師のドラマ。将来の夢も特になかった私は、命と向き合う仕事がしたいと強く思うようになりました。
ふくたんを選んだ理由は「国家資格の取得をしっかりサポートしてくれる学校」と周囲に聞いていたからです。実際、オープンキャンパスに参加し、確かにここなら安心して通える、頑張れると実感しました。専攻科ができたのは看護学科入学後のこと。当初、4年制大学はついていけるか不安があったのですが、看護学科で基礎を学び、専攻科で研究能力を深める道が開けたのは、タイミング的にもすごく恵まれていたと思います。
専攻科で気づいたのは、もっと知りたい、学びたい自分への変化です。実は勉強が嫌いだったので(笑)。自身の看護観をしっかりと持っておられる先生方の講義で、物事のとらえ方や考え方が大きく変わり、「研究は患者さんの未来だよ」との言葉には、研究意欲がかきたてられました。また、アメリカでナースプラクティショナー(診療看護師)をされている方、ジャパンハート(国際医療支援)で活動されている方など、多彩な外部講師の講義など、現場の声を直接聞けるのも私にとっては興味深く、大きな学びにつながりました。
富山県内各所での実習で印象に残っているのは、急性期医療です。中でもICUでの実習は術後の観察やケアなど緊張の連続でしたが、チャレンジ精神に火がついた自分に驚いてしまいました。こういった変化が実感できるのもふくたんの魅力だと思います。特に専攻科は、私のように看護学科を経て入学する人ばかりでなく、一旦社会に出てから入学する人もいます。いろんな経験をしてきた仲間と出会えるのは楽しいし、学べることもたくさんありますね。
修了後は、東京の病院で働いて力をつけて富山に戻り、専門看護師として地域に貢献したいと考えています。ずっと富山にいると見えないものもあるし、求められる医療も異なると思うので、地域の課題を探り、地域で求められる医療を提供できるよう、さらに進化していきたいと思っています。