富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

リレーメッセージin看護197

本学の1年次の授業である「地域つくりかえ学」の授業を紹介します。

6月4日、第9回の授業は「卒業生の『つくり、つくかえ、つくる』に学ぶ」のテーマで行われました。
臨床現場で看護師として仕事を開始し、約2か月が過ぎた卒業生より、日々の学びから自己の成長のためにはどのようなことを大切にしているかを聞き、看護師を目指すものとしての心構えを学ぶ機会とすることを目的に実施しています。

卒業生の自己紹介では、9名の卒業生に就職した病院の紹介、看護師生活の状況、就職病院を選択した理由について話してもらいました。

そのあと、学生からの質問に対して答えてもらいました。事前に学生から聞きたいことを調査すると、最も多かった質問は、「勉強時間や勉強方法について」、次に多かった質問は「実習について」でした。そのほかにも、「学生生活について」や「目標としていること」などの質問に対して、経験談や失敗談を交えながらいろいろなアドバイスを語ってくれました。

学生の感想:

・卒業生からたくさんの経験談を聞けて、これからの自分に大切なことをたくさん学べた。今以上にもっと勉強を頑張りたいとやる気にもなった。
・卒業生たちの話を聞いて、看護師になることが楽しみになった。今から勉強をたくさん頑張ろうと思った。
・入学して数か月しかたっていないので、とても不安なことが多く、少しモヤモヤが解消できてよかった。
・まだ将来のことが決まっていないが、目標や時間を有効に行動していきたいと思った。
・話を聞き、とても輝いていてかっこよかった。先輩方のようになりたいと思った。
・社会に出てからと学生時代を比較して必要なことを教えていただけて良かった。
・私も勉強が苦手なので、今のうちから国家試験対策に取り組んでいきたいと思った。
・実習のことや学習面についてたくさん聞くことができ、これからの学校生活に取り入れていきたい。工夫した勉強法を実践してみたい。
・私たちが今不安に思っていることは、卒業生の方も悩んでいたことで、具体的な解決方法などを聞けて良かった。
・看護師になった後も日々の勉強は欠かせないと改めて知ることができた。看護師のオーラが出ていて話し方や内容がとても分かりやすかった。
・初めて先輩方の話を直接聞いてとても刺激を受けた。
・実際の病院の雰囲気や、勉強について沢山聞けてとても有意義な時間になった。
・実習についてや各自の学習方法など、とても参考になる話だったのでとても勉強になった。私も実習を頑張りたい。
・先輩方の話を聞き、看護師になりたいとより一層強く思った。
・実際に看護師の方の話を聞けただけでなく、これから学校生活のことが不安に思っていたので心強い話を聞けて良かった。

1年生は、今の授業の学習法やこれから始まる基礎看護学実習Ⅰに向けての不安が大きかったようですが、先輩たちのメッセージを受けてこれから看護師になるまでのイメージができ、看護学生としての新たな気持ちをもってくれたようです。

この授業に参加協力してくれた卒業生たちは、卒業してまだ2か月しか経っていませんが、すっかり大人びて立派になったように見受けました。県内の実習病院に出向くとふくたんの卒業生に会うことがよくあり、頑張っている姿を見ることができてとても嬉しく思います。2年後5年後にもさらに成長して、医療チームで活躍してくれることを願います。
                                         

中田智子