社会福祉学科１年生の「児童・家庭福祉」の授業にゲストスピーカーとして、富山市のSwitch(不登校の子供と親の会）の代表の小澤妙子さんにお越し頂きました。体験談を交えながら、Switchの活動を立ち上げるまでの経緯、学校へ行かないことで生じる子どもや親の心理面や生活面の変化、多様な教育の必要性などをお聞きしました。どのお話もソーシャルワークで学んでいる内容と共通し、学生達は真剣に聞いていました。

学生の感想より

・Switchのお話を聞いて不登校の子どもへの考え方が変わった。自分も何かできることがないか考えたいと思った。

・なければつくるという考えで、団体をつくられたことがすごいと思った。

・小学校の時に不登校の子がいて何もできなかったが、夏休みに機会があればボランティアに参加したいと思った。

・授業を聞いて不登校について考えさせられた。小・中・高校は閉鎖的なところが多いと思った。社会で受け入れてくれる団体はとても大切だと思った。

 

小澤さんの言葉には説得力があり、いろいろな言葉が学生の心にも響いたのではないかと思います。学生には子どもに関わる場面や、子どもを取り巻く教育や環境を考える時に活かしていってもらいたいと思います。

 

Ｓｗｉｔｃｈ（不登校の子どもと親の会）

https://www.switch-toyama.org/

 

社会福祉専攻　松尾祐子