この度、障害者の生涯学習支援活動の普及及び発展のために貢献し、顕著な成果を上げた団体に対する令和4年度の文部科学大臣表彰に、本学の車椅子バスケットボールサークル「REAL」が選ばれました。
「REAL」は放課後等デイサービスや障害者福祉事業所等の利用者との交流をしているエンパワメントサークルで、年齢、障害の有無等の垣根なく、車いすバスケットボールに参加する全ての人の「力を引き出す」「楽しむ」をモットーに、先輩からの思いを受け継ぎ活動を続けており、健常者と障害者が共にスポーツを楽しんだり、交流をしたりする場を提供しています。
REALが行っている車いすツインバスケットボールは、下肢のみではなく、上肢にも障害を持つ重度障害者でも参加できるように考案されたスポーツで、5号球(ミニバス用)&低いゴールもあり、こどもや力の弱い方でも十分に楽しめます。
15年前にサークルを立ち上げ、これまでに多くの活動を続けており、現在も在学生はもちろん、卒業生もたくさん参加しイベントの開催や、交流会を行っています。サークルの顧問である鷹西教授の研究室にはサークルのメンバーが集まり、楽しそうに話す声がよく聞こえてきます。
長年の活動が認められた今回の受賞は、大変喜ばしいことであり、今後も先輩から後輩へと思いを受けつぎ、継続した活動を行って欲しいと思います。