看護学科の3年生による、総合実習の報告会が行われました。

これまで領域別の実習を経験してきた3年生の皆さんですが、その経験を踏まえ、最後の実習として、総合実習を行ってきました。看護専門職の役割を認識しつつ、チームメンバーとしての看護実践を行い、看護管理の実際を学びます。

今回は、総合実習での成果と学びについて、一人ひとり発表を行いました。2年生も参加し、一年後に目指す姿をうつして先輩の発表を真剣に聞いていました。

・チーム医療をフル機能させて安全で効率的な医療を提供している

・優先度や安全性を考慮したケアを体験することができた

・看護管理者について、患者の把握だけでなく看護職員が働く環境を整えている

・一人ひとりの疾患やその日の患者の状況をよく理解し、患者にとっての看護ケアの優先順位を考え、質の高い看護を提供することが大切である

など、看護実践者としての役割や施設の安全管理の体制や感染対策についてなど、様々な学びがあったようです。

また、自分の目指す将来の看護師像についても発表がありました。

・正しい看護知識をつけ、患者に必要な個別性にあった看護ケアを実施できるようになる

・認定看護師の資格をとり、患者家族に寄り添い、より質の高い看護ができるようになる

・周囲の状況に応じて正しい判断を行い、優先順位を考えて対応できる看護師になる

・幅広い知識をもつことで、疾患や入院生活によって今起きている問題やこれから起きるリスクのある問題を予測し、重症化を予防できる看護師になる

など、様々な思いを述べました。

これまでの学びやこれからの経験を活かして、皆さんが思い描く素敵な看護師になってほしいと思います。

今後は、国家試験に向けての勉強が待っていますが、あと少し、ラストスパートです！頑張ってください！！