幼児教育学科1年生の皆さんが履修する「保育内容総論」は、園生活全体を通して総合的に展開される保育内容について学び、具体的な幼児の姿と関連づけながら、環境を構成し実践するために必要な知識・技術を身に付けることを目標にしています。
今回は、授業の一環として、小杉西部保育園の年長児を対象にクリスマス会を実施しました。
学生たちは、これまでに休み時間など、授業外の時間も使いながら、プログラムの企画・準備を進めてきました。
トーンチャイムの演奏や、体操、大型絵本の読み聞かせや、ブラックパネルシアター、ブラスバンド演奏、歌など、盛りだくさんのプログラムで、工夫を凝らした内容でした。
園児の皆さんも一緒に歌ったり、踊ったりと、楽しんでいる様子がうかがえました。
また、今回は高大連携事業として本学で学んでいただいている、富山県立小杉高等学校、保育・福祉系列2年生の皆さんにも、トーンチャイムの演奏をしていただきました。
とてもきれいな音色で、園児の皆さんも聞き入っていました。
また、サンタ&トナカイも登場し、プレゼントが配られるなど、とても盛り上がっていました。サンタさんへの質問コーナーでは「なんで、サンタさんはおじいさんなんですか?」「どこでおもちゃを作っているんですか?」など、とてもかわいい質問がありました。
園児の皆さんからも、素敵なハンドベルの演奏や歌、かわいい折り紙や手紙のプレゼントがあり、学生達もとても嬉しそうでした。
学生からの感想です
・準備の際は意見の食い違いなどもあり大変だったが、最終的に成功でき、喜んでもらえてよかった。
・最後をうまくまとめられなかったが、先生が話すと子ども達はとても集中して聞いていた。子どもたちを惹きつける先生ってすごいと思ったし、やっぱり保育士になりたいと思った。
・練習時間が足りず、朝やお昼の時間なども集まって準備をしてきたので、子どもたちの前でしっかり発表できてよかったし、楽しかった。子どもたちがかわいかった。
これまでの授業での学びや準備の成果を出し、子供たちに喜んでもらえたクリスマス会になったのではないかと思います。子供たちとの触れ合いを通し、皆さんが笑顔で楽しんで発表している姿が印象的でした。学んだことも多くあったと思いますので、今回の気持ちを大切に、今後の学習に活かしてください。