【授業紹介】
学科・学年:社会福祉学科1年
授 業:児童・家庭福祉
テーマ:「子どもの権利―CAPとわたし」
担 当:松尾 祐子准教授
社会福祉学科1年生の「児童・家庭福祉」の授業に、富山CAPの岸さんにゲストスピーカーとして講義して頂きました。
CAP(Child Assault Prevention)は、子どもがいじめ、虐待、誘拐、痴漢、性暴力…さまざまな暴力から自分で自分を守る人権教育プログラムを、幼稚園や保育所、小・中学校、高校、PTA研修会などで行っています。
CAPの3つの柱となる考え方「安心・自信・自由」の3つの権利について、体験談も交えながらお話頂きました。
子どもへの性的暴力が起こる背景を、「沈黙」というキーワードで、分かりやすく説明して頂きました。
学生の感想
・授業を聞いて、自分が親に暴言を言われても、自分は自由になっていいんだと思いました。
・子どもが相談できないのは、自分が悪いと思っているからだと理解できました。
・暴力は身体だけではなく、心を傷つけることを学びました。
・傷ついた心の上にある「怒りの仮面」が印象に残りました。
・もっと早くCAPの講義を受けたかったです。CAPを広めていきたいです。
学生達は、子どもがもつ基本的な権利を学ぶことを通して、自分自身を守る方法や子どもを守る関わり方を学んだのではないかと思います。