図書館の本を読む-読書のたのしみ No.25
『社会保障のトリセツ』山下慎一著 弘文社
この本は、題名の通り社会保障を学んでいない方にもわかりやすく理解できるように書かれています。例えば「お金がなくて困っている」、「高齢になって働けなくなった」、「家族が亡くなった」など身近な問題に対して、見開き2ページ、色付き、絵や図でわかりやすく簡単に説明されていることです。
著者は、この本を読んでわからなかったら、この本をもって市役所で納得いくまで説明を受けてくださいと言っています。そうすることで、理解が深まるといっています。社会福祉を学ぶ方が、図書館でこの本を借りている方が多いことを考えると、社会保障を学ぶ入口の本として読みやすいのではないかと思い、紹介いたしました。一度確認してみてください。