令和6年3月19日(火)、第26回卒業証書・学位記授与式、第2回修了証書授与式を挙行しました。
卒業式にふさわしい晴ればれとした日に、
今年度は143名の皆さんがふくたんを巣立ちました。
【長谷川雅美学長 式辞(抜粋)】
卒業生の皆さんにとって、本学で過ごした時間は短かったと思いますが、私は学長初めての年として、皆さんがオープンキャンパスで高校生に熱く語りかけ体験を共にしている姿、演習時戸惑いながらグループごとに技術チェックをしている姿、国内外でのインターンシップ発表会、卒業発表としてのミュージカルなど皆さんが真剣に取り組んでいる姿を、今、印象深く思い起しています。
今後、ここで得た専門職としての知識を活かし、自分らしく社会に貢献していただきたいと思います。
卒業生の皆さんはこれからそれぞれの道に進み、新たな生活が始まります。慣れない環境や目まぐるしく変化する社会に不安を覚えることがあるかもしれません。様々な困難に向き合うこともあると思いますが、決してあきらめず、活路を見出す工夫をして乗り越えてください。
先輩や家族、上司に思い切って相談したり、自らを振り返って別の対応をしてみたりすると問題解決につながることもあります。
自分の夢を実現するために、柔軟な考えで前向きに行動することで道が開けます。去年の自分より今年の自分が努力し前進していると感じられるように、富山福祉短期大学の教育目標である、「つくり、つくりかえ、つくる」の精神で自信をもって前進してください。
そしてここ「ふくたん」は皆さんの拠り所です。これからも何か相談したいことがあったら遠慮せず足を運んでいただきたいと思います。
また、在校生代表の福井さんより「先輩方がたくさん話かけて下さったおかげで、学校のことが良く分かり、入学してから分からないことだらけで不安がいっぱいだった気持ちも和らぎ、すぐに学校になじんでいくことができました。また、先輩方には、実習や進路選択のお忙しい中でもいつも優しくサポートしてくださったおかげで私たちも頑張っていくことができました。」と送ることばが贈られました。
また、卒業生代表の指崎さんより「この短大で、私たちは専門知識や技術を身につけ、社会で通用する実践的なスキルを学びました。
特に、実習の授業では、実際に現場で働く方々から実践的な指導を受けることができ、将来の仕事に役立つ貴重な経験を積むことができました。
今、私たちは、卒業の時を迎え、喜びに満たされる一方で、社会への第一歩を踏み出す不安の気持ちもあります。これから、就職する者、進学をする者に分かれ、新たな道へ歩んで行きます。この富山福祉短期大学で学んだ「つくり、つくりかえ、つくる」の精神を胸に刻み、どんな困難も乗り越えていきたいと思います」と感謝のことばが述べられました。
式終了後には、各学科に分かれ、一人ひとりに卒業証書、
先生からの言葉、友人達との記念撮影など、
卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
それぞれの道で活躍されることを祈っています。
富山福祉短期大学 教職員一同