富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

社会福祉学科と看護学科の2年生の連携授業が行われました!

この連携授業は

・社会福祉学科と看護学科の学生とのディスカッションを通して、社会福祉士、介護福祉士、看護師それぞれの専門性や視点の違いを理解する

・多職種が連携しチームアプローチする際に必要なこと(知識、技術、心構え)を理解する

を目的として行われています。

このような連携授業は”ふくたん”独自の授業で、多職種が様々な場面で関わる福祉・看護の現場を見据えています。

授業は、実際に地域の現場で活躍されている、射水市居宅介護支援事業者連絡協議会の方をファシリテーターにお招きしました。

まずはグループに分かれ、自己紹介。違う学科の学生との、初めての事例について話し合うグループワークに緊張気味です。

事例は、脳梗塞で片麻痺となった夫(80歳)と妻(75歳)と精神障害をもつ息子(グループホーム入所)が、地域生活するための支援についてです。

事例の確認のため、学生が80歳の夫と医療ソーシャルワーカーの役となり、退院について話をする場面をロールプレイしました。

その後、事前ワークシートに添ってグループ内で発表を行いました。

次に、退院に向けての支援についてグループ内で意見を出し合い、付箋を記入し、模造紙にまとめました。

最後にグループでまとめた意見を、ポスターツアー方式で全員が発表しました。

学生の感想

・初めての合同授業で、最初は緊張して自分の意見を上手くグループ内に伝えられなかったが、それぞれの専門職にしかできないことがあり、協力して連携することの大切さを改めて学ぶことができた。

看護学科の学生と意見交換をする中で、事例に対して医療的な視点からの必要とする情報が分かり、社会福祉学科だけでは学べない多角的な視点で事例を考えることができた。

・福祉の観点では家に間取りや手すりにも目を向けていて、看護以外の視点について学ぶことができた。

・実際に現場で働いているケアマネージャーの方からもサポートしてもらい、学生では気づけない着眼点を学べた。

・多職種と連携することで幅広い支援を考えることができるということを実感できた。

 

多職種が連携し、お互いの役割を理解しつつ、問題解決に向けてチームアプローチ力を身につける経験は、今後それぞれの職種についた際、必ず役に立つことでしょう。

普段の授業とは違う視点で学ぶことができ、大変有意義な時間になったようです。フォームの始まり