射水市学生消防団に、看護学科の1年生8名が入団しました。
消防団は、地域における消防・防災、住民の安心安全を守る重要な役割をもっています。
学生消防団はそれに準じ、若い世代の防災意識の向上を目的に活動し、将来的には消防団の人員確保を目指します。
昨年11月に射水市消防本部から消防士さんに来てもらい、看護学科1年生に募集の説明をしていただきました。
主な活動は、防火啓発活動、消火・防災訓練、災害ボランティアです。原則、火災現場や災害現場への出動はしません。
説明直後から入団希望者が殺到し、2名が昨年12月に、6名が1月に入団し、計8名が射水市学生消防団員として登録されました。
一足早く入団した西森詩さんと尾山姫菜さんは、年末の防火パトロールの巡回車に同乗し、地域住民への防火アナウンスを体験しました。
また、1月4日の出初式および来賓が多数出席された式典にも最前列で参加しました。「緊張したが地域の役に立っていると実感でき良い経験となった。これからも自分達にできることを見つけて、自主的に活動していきたい」とキラキラした笑顔で話してくれました。
署員さんや関係者の方々はとてもやさしく教えて下さり、普段体験できないことを体験できた充実感もあり、とても楽しかったそうです。
1月に入団した6名も3月の子どもを対象とした防災イベントに参加する予定です。
8名は春休みに3日間の応急手当普及員講習を受け、今後救命講習や応急手当の指導に参加する予定です。
女性消防団の活動への参加や学生発信のイベント展開にも期待されており、活躍の場がどんどん広がりそうです。
今後も射水市消防本部と連携しながら、学生消防団の活躍を見守りたいと思います。
看護学科 稲垣