本授業ではまず、心のバリアフリー、観光地のバリアフリー設備の調査方法について講義・演習形式で学び、
調査方法を学んだ後は実際に近隣のホテルに移動し、トイレやスロープ、通路等、学生が主体となり、調査実習を行いました。
安心・安全に旅行を楽しむことは、健常者にとっては当たり前のことでも、身体の不自由な方、その介助者の方にとっては、様々なハードルがあります。
ユニバーサルツーリズムを学ぶ上で、障がい者はもちろん、介助者も、どちらも一緒に楽しめる旅行を目指すこと、そして、信頼・責任ある情報を収集することが大切であると学びました。
そのために、実際に現地(観光地)に出向き、『自分の目で見て確認する』、という工程が非常に重要です。
受講した学生の声----------------------------------
・「普段、全く気にかけていないポイントでも、障がい者の方にとってはバリアであることに気づいた」
・「ほんの少しの工夫でバリアフリーが実現することに驚いた」
・「今後は、今日学んだ視点を活かし、心の”バリアフリー”を日常から実践していきたい」
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国際観光学科の在籍する学生の多くは将来観光に携わり、今後、日本の観光を担っていく存在です。その意味でも今回の授業は非常に有意義であり、是非今後に役立てて欲しい内容でした。
今後、富山駅周辺のホテルや旅館、観光地などで実地調査を行う予定です。
今回、講師として「特定非営利活動法人石川バリアフリーツアーセンター様」、ホテル取材には「スーパーホテル富山・射水」様にご協力いただきました。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。