看護学科1年生が履修する「看護技術論Ⅰ」では、看護実践の基盤となる基本的知識と技術を身につけ、バイタルサインの測定技術の習得を目指します。
これまで、講義形式で測定方法や手順について学んできましたが、今回、初めて学生の皆さんは実際の器具を使用し、バイタルサインの測定を行いました。
感染予防を練習の段階から徹底するため、手指の消毒やアイシールドを着用し、使用物品はアルコールで消毒をします。自分の身を守るため、また、感染拡大を防ぐためには大切な手順です。
今回はグループに分かれ、寝た状態・座った状態・走ったあとのバイタルサインを測定しました。体温・脈拍・呼吸・血圧の測定をし、聴診器で血圧の音(コロトコフ音)を確認しました。
初めてということで、皆さん教え合いながら、慎重に測定をしていました。
「血圧の測定が難しい」という声が多く、マンシェット(血圧計の布の部分)の巻き方や脈を測るのが大変だったようです。
今後の授業でも練習を重ね、実習でスムーズに実践できるよう、頑張ってほしいですね。