今回は 病気や障がいによって移動が困難であったり、医療的なケアが必要で旅行や外出のできない人のための観光のあり方について、ICTボディシェアリングロボットNIN_NIN&OriHime(オリィ研究所)を用いて実習を行いました。
ツアー①ではコロナ禍で外出が困難な障害のある方にログインしてもらい、おしゃべりカフェめてみみや金沢城、尾山神社などを散策しました。
かなり暑い日でしたが皆さんにとって楽しい夏の思い出となったようです。
ツアー➁では車いすを利用している重い障害のある方にログインしてもらい、富山市ファミリーパークで動物たちを見ました。私も子どもの頃以来の体験でしたがキリンやトラ(鳴いてくれました)を間近に見ることができて感激でした。
学生たちも汗だくになりながら動物を紹介していました。参加された方も大興奮でした。
2つのツアーを通して学生たちがとくに学んだのは、コミュニケーションの楽しさや大切さでした。行った場所は忘れても、そこで出会った人や同じ時間を過ごした人との思い出を忘れることはありません。そして何より参加者全員が「笑顔」になったこと、これは社会福祉やsocial workとも共通するところでした。
国際観光学科はこれからもどんどん新しいことにチャレンジしていきます!
鷹西 恒 齋藤ティム