看護学科の泉です。
10月に入り、寒暖の差が激しい日も増え、ようやく秋らしくなってきました。
3年生は9月半ばからの実習がコロナ感染の第7波と重なって中止となり、学内での演習でした。
こちらは成人看護学実習Ⅱで学生が模擬患者に退院後の生活について指導を行っているところです。
学生同士や教員が相手では難しい専門用語を使ってしまったり、速く話してしまったり、相手の反応を見て指導の理解を確認することを忘れてしまいがちになります。
子どもや高齢者ではなく、成人(しかも自分より経験豊かな)に稚拙ではなく、かといって難解でもなくわかりやすいように、ずっと指導内容を守って生活し続けてもらえるように、その人の生活に必要な療養上の注意を伝えていました。
また、実習の最終週には国家試験対策にも取り組み、自分がかかわった疾患や看護技術、薬剤に関する過去問題について解説会を開催しました。
ノートやパワーポイントを使ってお互いに説明をしあって実習中に振り返ったり、調べたりした知識について確認していました。
近づく看護師国家試験に向けて私も、質問したり、調べものをしたりする学生たちの手助けができればよいと思っています。