アカデミック・インターンシップが開催されました
アカデミック・インターンシップが開催されました -vol.2-
高校生の皆さんが進路を考える上で、「大学で学ぶこと」の意味・意義を考える上で、その疑問を解決するヒントのひとつに“研究”という視点があります。
「高校までの学びと何が違うの?」というそんな疑問に対し、実際に大学での専門分野の教育・研究活動を体験してもらい、「大学での学び」に触れてもらうことでお答えすべく、開催いたしました。
現代の社会福祉のメインストリームである「地域福祉」について、自分の住んでいる地域を題材として、子供から高齢者まで「住みやすい地域」とはどのような地域なのか、また、どうすれば「住みやすい地域」になるのかについて、考えました。
テーマは子どもの心理療法。被虐待児等の心理と個別心理療法による支援の可能性について考えました。
研究テーマは、ソーシャルキャピタル(社会関係資本)。人々がお互いさまで関係しあっていくことで、健康で最期まで暮らし続けることのできる地域づくりと仕組みづくりを目指し、地域や仕組みづくりに看護職としてどんなことができるのかを考えました。
研究テーマは転倒予防。高齢社会の我が国における健康寿命の延伸のために「運動器症候群であるロコモティブシンドローム」に着目しました。いつまでも自分の足で歩くために、看護師の役割について考えました。
子ども達に対して、効果のある運動遊びの実践方法(ルール)を実体験と科学的データーを元に学びました。
今回のアカデミック・インターンシップでは、参加いただいた高校生の皆さんに「研究」という視点を通して大学で学ぶ体験をしていただきました。
皆さん、アカデミック・インターンシップを通じて、分野への興味がさらに深まったようです。
今回の参加が今後のご自身の進路と向き合う上で何かヒントになれば幸いです。
富山福祉短期大学は、皆さんが「学びたい!」と思っていただけるような、そんな学校づくりを目指しています。