富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

卒業生紹介(社会福祉学科)

社会福祉学科を卒業し、「特別養護老人ホーム清楽園」に勤務されている 砂田 大輔さんと野村 海さんをご紹介します

砂田 大輔さん(生活相談員・H21年度卒業) 野村 海さん(介護職・R2年度卒業)

右:野村さん。中央:砂田さん。左:松尾先生

Q1.現在のお仕事の内容を教えてください

A.(砂田さん)支援が必要と認定された方やその家族を対象として、入所から生活まで相談援助を行っています

A.(野村さん)ご利用者のお世話や介助をさせていただいております。具体的には、日常生活におけるお世話や、歩行、食事、入浴、排泄などの身体介助、レクリエーションの実施そして会話をして毎日楽しく過ごしています

Q2.なぜ現在のお仕事に就こうと思ったのですか

A.(砂田さん)ソーシャルワーカーという仕事を聞いたときに「ビビビ」と衝撃が走りました(笑)人と関わり、助けることのできる仕事だと思ったので、ぜひやりたいと手を上げました。職場の上司は自分の想いを理解してくれるので楽しく仕事ができています

A.(野村さん)元々、人の役に立ちたいと思っており、ふくたんの授業を通して卒業生の方の話を聞いてコミュニケーションやレクリエーションを通して人に楽しく生活を送ってもらえればいいなと思いました。特養で過ごしている利用者の方に僕とのコミュニケーションを通して、1日が楽しかったなと思ってもらいたいと思ったからです

Q3.現在の仕事のやりがいや大変なことを教えてください

A.(砂田さん)最近、ご利用者様本人から「砂田さんのおかげでここに入れた。おかげで今も元気や」と言ってもらえました。びっくりしたのと同時にとてもうれしくて、苦しいことやつらいこともありましたが続けてきてよかったなと。利用者様からのお言葉が何よりうれしいですね。

A.(野村さん)仕事のやりがいは、施設で過ごされる方の人生を共に歩むことができるということです。その方が最期まで「私は一人じゃなかった」「楽しい人生だった」と思ってもらえるように共に歩んでいきたいです。大変なことは社会人一年目ということで、夜勤があることや、利用者の方や職場の方と信頼関係を築くということが大変です

Q4.富山福祉短期大学を卒業して今思うことは?

A.(砂田さん)富山福祉短期大学の2年間は自分にとってかけがえのないものです。出会った仲間や先生は現在、大きなネットワークであり、仕事や外部での役員会等で力を発揮できています。本当に福短を選んで良かったと心から言えます

A.(野村さん)富山福祉短期大学にいたからこそ、多くの人と関わることができ、自分が将来こうなりたいという目標をもつことができました。卒業後も先生方に相談することもできますし、多くの繋がりを持つことができ、良かったと思います

Q5.今後の目標を教えてください

A.(砂田さん)関わる方全てが笑顔になれるように様々なことに挑戦していきたいと思っています

A.(野村さん)今、自分が大切にしている“人に楽しんでもらう”ということを忘れずに、ケアマネージャーの資格を取り、スキルアップを目指していきたい。現場では自分が中心となって施設を盛り上げていきたいと思っています

Q6.福短へ入学してくる高校生や、在学生に向けて、メッセージやアドバイスなどお願いします

A.(砂田さん)「福祉の世界は楽しい」これを福短で学びました。福短での学びや築いたネットワークはかけがえのないものです。この2年間いろんなことを学び、いろんなことにチャレンジしてみてください。絶対に大きくなれますよ‼

A.(野村さん)「ふくたん」での出会いや学びを大切にしてください。将来困ったことがあれば相談することができ、きっと悩みを解決することができると思います。そして実際に働いても「ふくたん」で学んだ知識を活用することができると思います

今回、お二人は社会福祉学科1年生の「ソーシャルワーク演習Ⅱ」授業『福祉レクリエーション学』特別講師として後輩たちに演習の授業を行ってくださいました。

具体的なレクリエーションの紹介、演習を踏まえて学生たちが実践的に学ぶことができる楽しい授業を展開してくださいました。かつては野村さんも砂田さんの授業を受講されており、その様子が思い出されました。先輩から後輩へ確実に「福祉の学び」が伝えられています。