この臨地実習は、1年次から学んだ知識を基盤として、看護の知識・技術・態度を身に着け、実践へ適用する能力を養う重要な科目です。1月下旬から10月まで、グループに分かれ病院、施設、在宅、地域等の多様な場において、成人看護・小児看護・在宅看護等のそれぞれの領域の特徴を学びます。
新型コロナウイルス感染の影響から、実習施設との調整を図り、臨地での実習時間の短縮や学内実習を工夫しながら進めています。
今回は、小児看護学実習の学内実習の様子を紹介します。
小児科、クリニックで実習をした学生たちが、診察室の様子を再現し看護師、医師、子供の母親、受付役を担当し、診察の補助・身体測定・予防接種等のロールプレイを行いました。
実際に行うことで、実習の場面を振り返り学ぶ機会となり、また、これから実習に行く学生たちも参加して実習場のイメージができました。
この他、学内実習ではDVDの視聴、事例を通し、学びを深めています。
今後も、社会情勢は変化していきます。人びとのニーズを考え対応できる看護師となれるよう、実習方法・内容の工夫をしていきたいと思います。
看護学科 今川孝枝