本学の車いすバスケットボールサークル「REAL」が、令和4年度の「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰に選ばれ、その表彰式が行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインでの開催となりました。
今回は、サークルメンバーの学生やこれまでの卒業生も参加し、教室でスクリーンに映像を映し、表彰式に参加しました。
この表彰は、10年以上「障害者の生涯学習支援活動」の普及及び発展のために尽力し、顕著な成果を上げた団体を対象としており、本学の「REAL」は2007年にサークルを結成してから長きに渡り、活動を続けてきました。放課後デイサービスや障害者福祉事業所等の利用者との交流など、健常者と障害者が共にスポーツを楽しんだり、交流をしたりする場を提供しています。
表彰式後は、活動の振り返りとして、一人ひとり、これまでの活動についてやサークルへの想いなどを述べました。本学に来ることができなかった卒業生は、オンラインでも参加しました。
「卒業後は県外で仕事をしていたためなかなか参加はできなかったが、こうやって戻ってくる場所があるということにとても感謝している」
「REALに入ったことで、進路希望が変わった。REALに入らなければ今の職業についていなかったと思うし、今の私はなかった」
などの想いが語られました。
皆さん、「REAL」での活動がとても好きで、有意義な時間を過ごしてきたのだということが、伝わってきました。現在も、卒業生で活動に参加している方もたくさんいます。今後も、20年、30年と、長く活動していってほしいです。