秋晴れの心地よい午後、介護福祉専攻卒業の先輩・後輩介護福祉士コンビが、ふくたん を訪ねてきました。
ターミナルケア(終末期ケア)に関する施設内研修に活かせる資料がないか、宮城先生の研究室にやって来たのが、高岡市にある同じ社会福祉法人あかね会に勤務する卒業生コンビ、特別養護老人ホームあさひ苑ユニットリーダー竹田弥未さん(2011年度卒業)と、同じあさひ苑に勤務する介護福祉士の立野優加さん(2018年度)です。
人生の最後を看取ることもある特別養護老人ホームでは、最後の時を支えるターミナルケアの実践が欠かせません。そんなケア実践のために施設内研修を企画運営するにあたり、資料となる映像や書籍を母校の図書館に借りに来たというわけです。
竹田さん談
「入所者の方の最後の瞬間に立ち会ったことのない職員にも、お亡くなりになるときの状態などを知ってもらいたくて資料を探しに来ました。後輩の立野さんが授業で映像を見たことがあると言っていたので、二人でふくたん を訪れました。」
立野さん談
「同じふくたん卒業の先輩の竹田さんのように、将来私もリーダーになれたらいいなと思います。」
宮城先生談
「社会に出てもふくたんの卒業生として母校を訪ねてくれるのはうれしいですね。そして何より施設内の研修に携わるようなリーダーに育ってくれているのが頼もしいです。」