富山県立小杉高等学校と本学との高大連携事業が7月31日からはじまりました。
高大連携事業とはその名の通り、高校と大学が連携を通じることで、「高校生が自ら学ぶ意欲を高め、興味・関心をもつ学問分野への理解を一層深めるとともに、主体的な進路選択を行い、進学後、大学の学習と生活に滑らかに接続できるようにする」ことを目的としており、本学では富山県立小杉高等学校との連携事業を、平成22年度より実施しています。
富山県立小杉高等学校 保育・福祉系列 2年生の校外学修「保育と表現実技」全35時間の中で、体験型の授業を本学にて行うことで、高校の単位として認定されます。
「大学で授業?大変そう・・・。」そんなことはありません!子どもに教育するにはまずは先生が楽しまなければなりません。ということはふくたんで学ぶ授業は・・・そうです!楽しいんです!毎年生徒の皆さんが子どもに戻ったようにわいわいがやがや楽しみながら講義を受けています♪「懐かしい!」なんて声もよく耳にします。それだけ子どもたちは心と体で保育園、幼稚園での体験を覚えていてくれています。その「懐かしい」の言葉を今度は今の子どもたちに未来で感じてもらうために!ふくたんの授業で学ぶ、いえ、感じましょう♪
今年度は7月31日が初日となり、開講式を行った後、さっそく小川学科長による「幼児期の運動の必要性について」の講義と演習を受講いただきました。
体を動かすことや発育発達に応じた運動をすることの大切さについて講義を聞いていただいたあと、実際に体育館での演習を行いました。運動遊びでは、ルールを柔軟に変えることで、より子供たちが楽しめるということを学んでいただきました。
最初は緊張した表情をしていた生徒の皆さんも、体を動かし、子どもと触れ合うことでだんだん柔らかい表情に変わり、最後には子どもたちに負けじと鬼ごっこを楽しんでいました。
連携事業はまだまだ始まったばかりです!この高大連携授業は12月まで続きます!本学で様々な授業を体験し、保育に必要な5領域について、知識や技能を身につけていただければと思います!引き続き感じ、楽しみましょう♪