学科・学年:幼児教育学科1年
科目名:子ども家庭支援の心理学
担当:石津 孝治教授
「子ども家庭支援の心理学」は1年生の授業で、人間の発達や家族と子育て、子どもの精神保健的な内容を扱います。
今回は絵本を素材に子どもの内面や人との向き合い方、「本当の自分であること」といったテーマを掘り下げました。
最初に、初の実習を控えている1年生に対し、2年生が3歳未満児におすすめの絵本を紹介してくれました。2年生はそれぞれ絵本を用意し、おすすめポイントを説明しました。
続いて、絵本を自分なりの感じ方、解釈で理解してみるという作業を行いました。
絵本の紹介の後、学生全員がクラスルームのスライドに自分の意見を記載し、リアルタイムで意見を共有しました。
3冊の絵本を取り上げたのですが、率直に自分の感じたことや人間理解を表現してくれる学生が多く、とてもよかったです。
学生には自分の好きな絵本について同様の作業を続けてほしいと思っています。
絵本に対する思い入れも深くなり、実用的な側面だけてなく、対人援助者としての心を鍛えることになると思うからです。