富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

卒業生と在校生との手話を交えた交流

社会福祉学科(介護福祉専攻)の卒業生が16年ぶりに来学しました。

在学中は手話サークル(アップルツリー)を作り活動していた、松田(旧姓:黒川)さんは、現在、「星のきずな」という、聴覚障がい者と健聴者の架け橋をモットーとした大人のサークルを作り活動しています。

今年4月に結成された手話サークルのメンバーは、手話を交えて、自己紹介や現在のサークルの活動の状況を説明していました。分からない手話は、卒業生と手話通訳ができる方に助けてもらいながら、新しい手話を学んでいました。

今年のふくたん祭では、手話サークルと「星のきずな」のメンバーのコラボでの企画を予定しています。よろしくお願いします。

卒業生の松田さんからのメッセージ

今回の交流では、たくさんの『楽しかった青春』を思い出しました。また学生さん達の思いで、再び手話サークルが立ち上げられた事をとても嬉しく思います。もしどこかで聴覚障害者を見かける事があったら、簡単な手話で構いません、どうか勇気を出して話しかけてください。安心されとっても喜ばれます。ぜひ宜しくお願いします。手話が多くの方々に広がり、共通の言語となりますようこれからも手話サークルの活動を応援していきますので、どうぞよろしくお願いします。
 私達「星のきずな」は立ち上げから2年が経ちます。『星になった人々の夢を私達の手で繋いでいけるように…』と言う願いを込め立ち上げました。現在私達は、聴覚障害者と健聴者の架け橋になりたい!と様々なイベントを開催、出店しています。Facebook、Instagram等で情報を挙げていきますので、みなさんどうぞ宜しくお願い致します。

交流までの経緯について   社会福祉学科 准教授 松尾 祐子

 今年の4月に、2年生から「手話サークルを作りたい」と聞いた時に、以前、短大で活動していた手話サークル(アップルツリー)のことを思い出しました。7月の富山市内の障害施設のイベントで、偶然、松田さんが「星のきずな」の作品の販売をしていて、16年ぶりの再会に驚きました。

 16年前のふくたん祭で、手話サークルのメンバーが発表した時の「世界に1つだけの花」を書いた模造紙が研究室から出てきました。

昭和の学生時代にも友だち誘われて手話サークルに入っていましたが、今回、久しぶりに手話で話をして、久しぶりに海外へ行き思い出しながら英語を話すをような感覚で、改めて同じ言語という感じでした。

 富山県にも「手話言語条例」が制定さていますが、手話サークルの学生達と一緒に、手話を身近な言語として学んで活用していきたいと思います。