富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

2022.08.05
看護学科

リレーメッセージin看護215

ごあいさつ

リレーメッセージをご覧の皆様、日頃看護学科の事業運営にご支援、ご協力を賜り感謝申し上げます。私は、7月1日より看護学科長に就任しました「山元惠子」と申します。

今回のメッセージは私の自己紹介を兼ねて就任のご挨拶とさせていただきます。

私は地元射水市(元新湊市)で生まれ育ちました。高校までは高岡で過ごし、看護職を目指し、神奈川の学校で看護の学習をスタートしました。その後、看護師として、関東中心の国立病院に28年、公設民営病院に5年、後に公立病院の看護管理者を経験し、2010年、当短期大学で教員として働き始めました。

短大では、学生と共にバドミントンのクラブを立ち上げ、北陸3県の大会で準優勝したことが印象に残っています。また、ADの学生と国試対策で合宿したり、バーベキューや海に出かけたりと、今のようにコロナ感染による制限がなかったので楽しい教員生活でした。

2016年東京都看護協会から会長としての要請を受けて、再度東京に戻り2年3期の計6年間協会の指揮を執って参りました。会長としての6年間は私の人生にとって何ものにも代えがたい貴重な経験でした。新会館の建設と東京オリンピック・パラリンピックの開催協力、コロナウイルス感染症による現場支援とどれ一つとっても前例のないことを皆さんに支えていただき乗り切ってきました。当短大でもこれからの様々な出来事に対して、看護学科一同で力を合わせて乗越えて参りたいと考えています。ご支援よろしくお願いいたします。

2022.07.15
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護214

こんにちは! 看護学科の高田です。

梅雨明けになったはずが、毎日雨の日と曇りの日が続いています。体調管理が難しいですね。ところで、看護学科2年生の「看護倫理」についてお話ししたいと思います。

4月から3週間の基礎看護学実習Ⅱで、県内9施設の病院にいき、実習という形の学習をしました。

初めてひとりの患者さんを受け持ち、患者さんの入院目的である病気の治療と治療中の生活に対する看護を体験しました。患者さんの「情報」を収集し、「アセスメント」という技術から「看護診断」という看護するうえでの「問題」を発見し、そこから具体的なかかわり「援助」を決定します。また、それを学内で身につけた看護技術を用いて、実際に援助を実施しました。

患者さんの「問題」は複雑に絡んでいます。「推論」や「思考」できる力が求められていきます。2年生は患者さんをよく観察し、よりそいながらたくさんの「情報」をもっていました。しかし、その「情報」を整理し、関連性を発見するという「考える力」が成長段階にありました。それが今後の課題となりました。

今回、その実習で担当した患者さんの事例をもとに、「看護倫理」を一緒に学習していきました。倫理は、倫理的な意思決定や倫理的行動を導くものです。看護は、患者さんの人権の尊重に基づいて行われるものです。看護倫理には、善行と無害・自律・正義・誠実と忠誠があります。患者さんという病気をもって闘っている「困難な状況にある人」に対する考え(ケアリング)をもとに現実に起こっている現象をみつめていきます。それを、今回の実習での体験から、そこに存在する倫理的現象について考えていきました。

学習後、学生さんからは

  • 倫理的問題に対処できるためには、自分の考えを患者さんの病態や患者さんの思いを尊重して解決策を導けることである。患者さんと看護師との関わり方や医療的適応についても確実に理解し考えていくことだとわかった。自分はもっと視野を広く持ち、自分の行動が患者さんの利益につながっているのか考えていく必要がある。良くなっていくためにはよりスキルアップし、学習し、応用できるようにならなければいけないと考えた。

 

  • 倫理的葛藤を解決するためには、まず患者さんからたくさん話を聞き、寄り添うことで、患者さんにとって何が最善なのかを導き出すことにつながるとわかった。

 

等の学びがありました。

また、今後、実習で様々な患者さんを受け持たせていただき、日々倫理的葛藤を抱くことがあると思うため、倫理的葛藤を抱いた際に患者さんにとって何が最善なのかを常に追求し、自分だけで解決できない時には友人や先生、看護師さんに相談して最善の解決策を導き出していきたいと思った。ともあり、たくさんの学びを得ていました。必ず、アドボゲート「権利擁護者、代弁者」という看護師に最も大切な力が育っていると確信し、一緒に学べ楽しい時間となりました。

写真は、発表会を通して、より学びを深めた場面です。

2022.06.03
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護212

富山福祉短期大学が新たなチャレンジをしました。今年から、1年制の「専攻科看護学専攻」を設置したのです。

この専攻科では、短期大学や専門学校の看護師養成3年課程を修了し、看護師資格を持ったうえでさらに1年間、高い判断力、確実な技術、実践力を学びます。さらに4年制の大学と同等の学士が授与されます。看護師としての実習では働きながら学べるので、とても有意義です。
私は4月から専攻科長として着任し、学生と楽しく、時には真剣にディスカッションしています。短大で学んだ方、臨床で働いてみてもっと看護を専門的に深めたいと思う方も、ぜひ専攻科をお訪ねください。お待ちしております❣❣

専攻科看護学専攻 専攻科長 長谷川 雅美

2022.05.20
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護211

富山福祉短期大学看護学科(通称『ふくたん』)に進学を考えておられる皆さん、そうでない方もこんにちは。

私は、今年度から看護学科の教員として就任しました千英樹と申します。

専門領域は精神看護学です。私は、実質8年ぶりに富山に帰ってきました。その間に富山には新幹線が開通し、ライトレールで南富山と岩瀬がつながりました。今私の研究室の窓からは新幹線の往来する風景が当たり前のように広がっています。一昔前では考えられないことです。

 

2022.03.31
卒業生関連
看護学科

卒業生紹介(看護学科)

Q  現在のお仕事の内容を教えてください。

A 循環器内科、心臓血管外科で働いています。

 

Q なぜ現在のお仕事に就こうと思ったのですか。

A 親戚に医療者が多く、憧れを抱いていたこと、 発展途上国で看護師として働きたかったためです。

 

Q 現在の仕事のやりがいや大変なことを教えてください。

A 大変なことも多いですが、患者さんから「ありがとう」などの感謝のことばをいただいた時に看護師をしていてよかったと思います。

 

Q 富山福祉短期大学を卒業して今思うことは?

A 実習で学んだことや講義で教えていただいたことは今、役に立っています。福短を卒業してよかったなと思いますし、今でも大学の友達とも連絡をとっています。

 

Q 今後の目標を教えてください。

A 患者さんに寄り添える看護師になりたいです。

 

Q 福短に入学してくる高校生や、在学生に向けて、メッセージやアドバイスなどお願いします。

A 看護師は大変ですが、やりがいのある仕事です。勉強は大変だと思いますが、同じ道を歩む仲間と共にがんばってください。

 

 

今回はオープンキャンパスにご参加いただいた高校生の皆さんに向けて、仕事のこと、福短での学校生活のことなどをお話してもらいました!参考になったのではないかと思います!ありがとうございました。

また、いつでも遊びにきてください!

 

2022.02.10
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護208

 いよいよ3年生は2月13日(日)に看護師国家試験を迎えます。2月7日に受験説明を行った後、学生ひとり一人に受験票の配布とエールを送りました。学生は緊張感の中、氏名に間違いがないかなど受験票を確認していました。

 

今年度も新型コロナウルス感染症に罹患して入院中または宿泊療養中や自宅療養中の受験者は受験できません。また、濃厚接触者についてもいろいろ規制があります。試験日まで体調管理をしながら、4月から看護師となって働く自分をイメージして勉強頑張ってください。そして、当日は、元気で今まで勉強してきた力を出し切ってほしいと願っております。 

2022.02.08
授業紹介
看護学科

リレーメッセージin看護207

 この臨地実習は、1年次から学んだ知識を基盤として、看護の知識・技術・態度を身に着け、実践へ適用する能力を養う重要な科目です。1月下旬から10月まで、グループに分かれ病院、施設、在宅、地域等の多様な場において、成人看護・小児看護・在宅看護等のそれぞれの領域の特徴を学びます。

 新型コロナウイルス感染の影響から、実習施設との調整を図り、臨地での実習時間の短縮や学内実習を工夫しながら進めています。

 今回は、小児看護学実習の学内実習の様子を紹介します。