富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

2023.01.30
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.13

『新訳 弓と禅』 オイゲン・ヘリゲル /著 魚住 孝至/訳 角川ソフィア文庫
ヘリゲルが師事した師範が、真っ暗ななかにある的に第一矢を命中させ、続けざまに第二の矢を射、第一の矢の矢筈を割くというエピソードはよく知られていますね。師範の、的に当てようとしはいけない、ただ弓を引いて、矢がひとりでに離れるまで待っていなさい、との指導に困惑しながらも修練を積む過程が描かれています。「無心」にならなくてはいけないのですが、それを考えるほど無心から遠ざかるようです。ドイツの哲学者であったヘリゲルにとってはなおさらでしょう。稽古を始めて5年目で体得したようですが、西洋の合理的な思考と日本的な無心のこころを備えることは、ヘリゲルにとってだけでなく、現代の日本人にとっても大切なことのように感じます。私は以前岩波文庫版で読みましたが、KADOKAWA版は読みやすくなっているようです。(図書館長)

 

2023.01.30
サークル活動

<サークル紹介>サークル・ザ・ムービー(映画サークル)

サークル・ザ・ムービーは、映画鑑賞を通して医療・福祉の専門職に必要な感性や情緒を磨くことを目的に活動しています!

実習期間や課題提出の合間を見つけてサークル活動を行い、リフレッシュすることができました。鑑賞後はメンバー同士で感想を話し、回を重ねるごとに親睦を深めることができました。そのなかで、作品が作られた時代背景や社会の情勢について知ることができました。
また、同じ作品を観ていてもメンバーが注目するポイントが違うため、様々な感じ方や考え方があると気づきがあることがサークル活動の面白さです。1人で映画を観るのとは違い、映画サークルを通して他者の考え方に触れられたことは、大学生活の良い思い出になりました。

2023.01.26
看護学科

リレーメッセージin看護221

看護学科 千 英樹

看護大学に進学したら避けて通れないものに看護師国家試験があります。例年2月の第二日曜日頃に開催されます。実は入学したその日からすでにカウントダウンが始まっているのです。4月1日から換算すれば3年生の国家試験まで、約1048日で、時間に直すと約25155時間です。一日の流れは速く感じるときもあれば遅く感じるときがあります。今この原稿を書いている時点で今年の看護師国家試験まで後17日となりました。「まだある」と思うか「それだけしかない」と感じるかは人それぞれです。ただ、私が皆さんに伝えたいことは、全力を尽くし努力している姿ほど美しいものはないということです。そして、ふくたんの教員は最後の1秒まで支援し続けます。

何処かのテレビでやってたフレーズに、「せっかくふくたんに入学したんだから〇〇して行かれま」ということで、〇〇は皆さんの好きな言葉を入れてくださいね(笑)。おしまい。

2023.01.26
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.12

『マンガ「論語」完全入門』森 哲郎 /著 講談社
かつて日本の先達たちは、「論語」をはじめとする中国古典から人間学を学び、自分を律し、自分を高める努力をしてきました。著者は、中国に長く滞在し、しばしば「論語」をひもとき、気に入った言葉に絵を添えて色紙に描いてきたそうです。それが本書のもとになったと言われています。
「論語」は孔子の弟子たちによって孔子の言行を中心にまとめられた本です。難解で堅苦しいものと思われがちですが、親しめる身近な苦労人の言行録と言っていいでしょう。現代に生きる人の心の支えとして、自分を高めるための「人間学の基本書」としてそばに置いておくと良いのではないでしょうか。(学長)

 

2023.01.25
進路
看護学科

看護学科 実習先病院説明会

看護学科の2年生を対象とした実習先病院説明会が1月19日、20日に行われました。

様々な病院について知り、理解を深め、今後の実習や本格的に始まる就職活動に活かすため、普段、実習等でお世話になっている病院の方々にお越しいただき、各病院についての説明をしていただきました。また今回は、各病院へ就職した卒業生も参加し、学生からの質問に答えてもらいました。

2023.01.23
オープンキャンパス関連

1/21(土)入試説明会・保護者説明会を開催しました

1月21日(土)、入試説明会・保護者説明会を開催しました。

今回は、2023年度の入試を検討されている方とその保護者の方を対象に実施しました。

学科ガイダンスでは、各学科の概要や授業、実習についてなど、詳しく説明させていただきました。また、在学生も参加し、入試の体験談や受験勉強のアドバイスなどをお伝えしました。

 

2023.01.23
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.11

『365日にっぽんのいろ図鑑 写真で楽しむ伝統色の名前と由来』暦生活/著 玄光社
「白って200色あんねん」アンミカ
色の名前をいくつ知っていますか?
だいたい色鉛筆の定番12色、もう少し24色言えますという人もおられますか。
本書は、日本の伝統色を一日一色、色の由来を365日分紹介したものです。
花や植物、動物、虫の名前の入ったものが多く、自然と調和した日本の暮らしが色の名前に反映されています。
薄紅、紺碧、鳥の子色、萌黄、栗鼠 どんな色か大体想像つきますね。
東雲色、乙女色、虹色、活色、紅掛空色、秘色 どんな色だと思います?
気になる方、ぜひ本書で確かめてください。(司書2)