富山福祉短期大学

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ふくたんMEDIA

2024.03.18
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.36

『キューちゃんの日記』室井滋 文 長谷川義史 北日本新聞社 2023年12月発刊

 この絵本は、富山県出身の翁久允(おきなきゅういん)という明治末から大正期の在米日本人文学者について紹介したものである。登場人物は、小学2年生のマリコとキューちゃん(翁久允)である。マリコは(室井)であり、キューちゃんは父方の親戚である。キューちゃんが昔書いた日記の出来事について回想して話したことをマリコが聞くという内容である。富山県の人物を理解するためにわかりやすく絵本にして刊行されています。ぜひ、ご覧ください。

2024.03.13
看護学科

高齢者施設で暮らす人々の思い 高齢者看護学実習での学びから

看護学科 准教授 米山美智代

看護学科2年生は、特別養護老人ホームやディサービスなどで実習をしています。入所者さんとのお話をもとに、「高齢者はどのような思いで暮らしているのか」というテーマでグループワークを行いました。そこでの学びを1つご紹介します。

 

(A学生の実習記録より抜粋)

 私は、施設に入っておられる方は「かわいそう」「楽しみがない」とマイナスのイメージを持っていました。しかし、実習で「施設にいて安心」「楽しい」と話される方たちと出会い、施設で幸せに暮らしている人がいることを知りました。我慢、不安、申し訳ない気持ちで家にいるよりも、楽に暮らせると言われます。人それぞれ違いますし、ひとりの中にも、喜び、感謝、希望、喪失、悲しみ、寂しさなどが混在しています。施設であろうと、病院であろうと、そうした思いに寄り添い、一人ひとりが幸せに暮らせるように関わりたいと思いました。看護師として働いていく上で、大切なことを見つけた気持ちです。

 

関連コラムはこちらから 「療養場所の決定に悩む高齢者と家族の気持ち」

2024.02.27
図書館

図書館の本を読む-読書のたのしみ No.35

『大ピンチずかん 2』鈴木のりたけ 小学館 2023年11月発刊
このずかんは以前、教職員のおすすめ本で紹介した『大ピンチずかん』の続編である。ずかんといっても、絵本である。難しいことは書いてない。よのなかのさまざまな大ピンチをレベル別に紹介しています。日常生活でよくみられる出来事ばかりなので、この絵本を読めば、「そういえばそうだなあ」と思うと感じる。大ピンチを楽しく脱出する方法がたのしく書かれてあるのでおもしろく読めます。『大ピンチずかん』といっしょに借りてみてください。

2024.02.14
幼児教育学科

幼児教育学科2年生「卒業記念発表会 創作ミュージカル」

幼児教育学科では、ふくたんの2年間の学びの集大成として、創作ミュージカルに取り組みます。

毎年2年生が子どもたちに親しまれている童話を題材とし、台本・音楽・衣装・舞台・演出など学生たちが手作りし、全ての過程を自分たちの手で進めます。これらの経験を通し、保育・幼児教育の現場で求められる表現力・企画力・協調性などを実践的に伸ばしていく機会となっています。



今回披露したのは「オズの魔法使い」。

昨年度までは新型コロナウイルスの影響もあり、関係者のみでの開催としておりましたが、今年度は一般の方の参加が可能となり、たくさんの小さいお子さんを連れたご家族の皆様が来場してくださり、学生たちも気合いが入っていました。

2024.02.09
授業紹介
社会福祉学科

授業紹介 社会福祉学科

授業紹介 富山コミュニティー論
 
本学では全学科の1年生が後期に地域課題の解決に向けて取り組む授業として「富山コミュニティー論」があります。
今回は社会福祉学科1年生の中村ADの授業の様子を紹介します。
 
社会福祉学科中村ADでは、5名の1年生が自ら取り組みたい内容を考え活動してきました。
取り組んできたものとして、「心のバリアフリー」と「発達障がいの子どもたち」と「公園」に着目しました。
 
なぜ、この3つのキーワードに着目したかといえば、実際の声として発達障がいを持つ子どもたちが、その障がいの特性によって公園の選定に困っているとの声を聞いたからです。
 
そこで、中村ADの1年生たちは、先ずはバリアフリーや発達障がいについて調べ、その後本学近辺には発達障がいの子どもたちを支援している放課後等デイサービスが数カ所あるため、本学近辺の公園の現状を把握するためにフィールドワークを実施しました。
 
フィールドワークを実施した後は、自らで公園の改善点などを考えました。
かし、自分たちだけでの考えだけでは「果たして本当にこの公園の改善点でいいのか?」の疑問も生じ、実際に放課後等デイサービスチャレンジャー様の協力を得て意見交換をしました。
 
ここでも1年生たちは「意見交換をしたけど、意見交換だけで終えていいのか」と考え、次の行動に移しました。